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事業内容 :抹茶を始めとする茶の製造・卸販売 社 名 :株式会社 泉香園
本社所在地:〒611-0021 京都府宇治市宇治蔭山77番地
電話番号 :0774-21-2683
FAX 番号 :0774-21-2684 代表的商品:抹茶、緑茶(玉露、煎茶)、業務用抹茶
泉香園は、慶長年間の頃に初代より宇治郷の里で茶の栽培と製造をはじめ。「宇治郷の御茶師・嘉兵衛」と呼ばれておりました。将軍・諸大名・諸侯伯より祿を貰って進献を托されておりました。
今で云います処の消費者と製造者との直接の契約栽培であります。以来代々茶造り一筋に専念してまいりましたが明治の維新の変革により、それまでのような特定的なお得意様の様子が大きく変わり、広く一般のお茶愛好家を対象とした直販方法で今日に至っております。この間、昭和初期の激動期にもひたすら製茶の勉強・研究に励んで参りました。時代変化の要請に応え、昭和38年、業界に先駆け、抹茶の大量生産に着手、独特の製茶機械を発明し、更に地域茶業の発展にも貢献しております。 昭和44年、従来の森下嘉兵衛茶園を「株式会社泉香園」と商号変更し現在に至っております。
お茶師とは昔の宇治地方の茶栽培製造を業とする者だけに与えられた呼び方です。足利義満が将軍の時代に宇治で茶を作らせ、自家用としました。後年、徳川時代には宗匠の流派が分かれ、大小の諸侯伯は勿論中流の士に至るまで之を知らねば恥とする程茶道は栄えます。将軍方は茶の製造家に相応の祿を給して栽培させ、製品を壷に入れて江戸へ運ばせた有名なお茶壷道中がこれです。そして諸侯伯もそれぞれ謝儀を贈り製造家に進献を托しました。ここから宇治地方の製造家を茶師と云うようになったものです。当園・代々嘉兵衛も茶造りの百姓でありながら、小の刀を腰に差し、北方一里の桃山城や西方二里半の淀城まで、或は東方十里の膳所(近江)城までお茶を届ける時にのみ帯刀をゆるされておりました。
今もなお古代の伝統を継承し、各界より御引立てを賜わっております。国賓歓迎の茶会の御用茶等、銘茶の御注文を多く戴き、お客様の御賞賛を博しております。先代当主には宇治市より製茶技能士・功労者としての表彰も受賞しております。特に抹茶におきましてはお濃茶・薄茶をはじめとする宇治独特の品質に高い評価を頂いております。
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また近年は、食品用としてお菓子、乳製品等々へのお抹茶の御利用が増えております。この食品加工用抹茶の部門におきましては当社独自の技術開発によりまして、マイクロメッシュ仕上げ、及び低菌仕上げ等々、お客様の御要望にお応えしております。そうした抹茶の品質の条件を満たし乍ら・高品質・低価格・大量生産を実現しております。
お問合せは TEL(0774-21-2683)
、FAX(0774-21-2684)
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メール
(info@e-ujicha.co.jp)
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